KOO Proxy: 企業リソースへのリモートアクセス
KOO Proxyは、ユーザーが自宅から組織のリソースにアクセスできるようにする無料のChromeアドオンです。KOO Proxyを使用すると、オフィスから離れている場合でも、ユーザーは組織のネットワーク内でのみアクセス可能なウェブサイトを閲覧することができます。
KOO Proxyを有効にすると、すべてのブラウザのトラフィックが組織のネットワークを経由してリダイレクトされます。つまり、ユーザーがリソースを開く場合、トラフィックは以下のパスを通ります:ユーザー -> 組織のネットワーク -> リソース -> 組織のネットワーク -> ユーザー。この動作モードはプロキシングとして知られており、リソースは組織のネットワークからのリクエストを認識し、組織のIPアドレスに基づいてアクセスを許可します。
プロキシングを行わない通常モードでは、トラフィックはユーザーからリソースに直接送信されます:ユーザー -> リソース -> ユーザー。プロキシングはインターネットの速度をある程度遅くしますので、組織のネットワーク内でのみ利用可能なリソース(定期購読リソース、サービス、電子図書館システム(EBL)など)にアクセスする場合にのみプロキシングを有効にすることをおすすめします。
さらに、ユーザーはシステム上でTORブラウザが実行されている場合、TORブラウザを介してインターネットにも接続することができます。